【法政大学文化祭の企画巡ってみた(11/3)】
前回記事の宣言通りに、
続きまして11月3日版!
正直、朝起きて布団の外に出るのが面倒くさすぎて、今日は学園祭に行くのやめようかなと思ったものの、どのみち夜には打ち上げの飲みで外出せざるをえないので、やむなく学園祭の屋台企画を巡ってきた。
今日は食品提供のサークルのみで計15企画。
記録は以下の通りである。
【富士見校舎中庭】
16 屋台名 : 牛串
企画名 : 坂上ゼミ
商 品 : 牛串
一本400円。
まさしく牛肉。しかし肉は少々硬く、またタレを注文したが味付けが薄い。肉も脂身が少なくない。だがしかし、串に刺して焼いた牛肉の不味いわけがない。牛串としてのクオリティはさておき、誰が焼いてもどんな味付けをしても、牛肉は旨い。これだけは真実なのである。
17 屋台名 : ギリシャ神話 串に刺してみた
企画名 : 天文学研究会
商 品 : 串焼き
一本200円。
串に刺すのは、魚、牡羊、牡牛のミックス。
串もの企画では価格安めの200円。一方、肉のサイズはそれなりで、全て小さめの一口大。柔らかめなので噛むのに苦労することはない。だが、量は本当に試食程度である。カジキにはマグロの旨味が十分に出ている。塩胡椒の振られた牛肉は素直に美味。羊に臭みは感じられないものの、一方で味もまた感じられない。
18 屋台名 : ABSのあげもち
企画名 : ABS
商 品 : あげもち
一パック300円。
素直に美味しいが、これはあげもちのポテンシャルの高さ故であろう。あまじょっぱいモチモチを悪く言う者は、世間におらぬのだ。突飛なものはないが、優等生然とした味の着地をしている。素直なあげもち。良くも悪くも裏切らない。
19 屋台名 : ミッキーパンケーキ
企画名 : ディズニーサークルClub Mickey
商 品 : パンケーキ
一枚100円。
ピンクのミッキー柄パーカーを着たチャラい格好のお兄やんが居る。そして屋台にあのミッキーマウスが描かれている。恐らく、OUTであろう。版権的に嫌な予感しかしない。大丈夫なのだろうか。怒られないのだろうか、ミッキー絵の商用利用。それだけが気がかりである。ミッキーマウス型のパンケーキのお味は、チョコソースのかかったパンケーキ以外の何物でもない。チョコソースも紙袋に付いてしまっていて食べにくい。悲しい。
20 屋台名 : 焼鳥
企画名 : ACIプロジェクト
商 品 : 焼鳥
一本100円。
つくねをやけに推してくる。なぜならつくねは待ち時間ゼロだから。つくね、もも。しお、たれ。この四種類。一口目にサクサクという音が聞こえてくる程度には焦げている。わりとけっこう、焦げている。やはりというべきか、タレの味が薄い。可もなく不可もない味わい。でも焦げている。
21 屋台名 : 中華・割り箸
企画名 : わりばし
商 品 : 餃子 他
一パック300円。
5個入り。漂う香りからしてお店レベル。餃子の皮を破った瞬間、肉汁が溢れ出る。旨い。これは、旨い。幸楽苑より旨い。しかも5個入りとか言ってる癖に6個入ってた。最高かよ! 割り箸の前に立つ時、人は中華料理屋の扉に手をかけている。
22 屋台名 : こだわり満点サイコロステーキ
企画名 : IVUSA
商 品 : サイコロステーキ
一パック350円。
紙コップに入った7個入り。塩胡椒は恐らく掛かっていない。牛肉本来の旨味がしかと存在しており、十分に美味しい。肉も柔らかい。一枚の肉を四角に切ったタイプではなく、キューブ状に加工したタイプだと思われる。ステーキというよりかはハンバーグに近い。肉の感想としてもっとも近いのは、マクドナルドの110円ハンバーガーの焼きたてパティ。
23 屋台名 : はしまき販売
企画名 : 法政大学 wings
商 品 : はしまき
一本500円。
値段が高い方のはしまき。ただし味は安い方のはしまき(モブモブ)と比して美味しい。だけどちょっとだけ。鰹節を多めにかけたことによる勝利。生地の焼き具合も、友達とのタコ焼きパーティーでちょっと上手く焼けたタコ焼きレベル。店の前でずっとパリピが踊っている。たまに歌っている。集合写真も撮ってる。パリピを観たい人はチェック。
24 屋台名 : SC美容外科の点滴ジュース
企画名 : STUDENT CONPANY
商 品 : ジュース
一パック300円。
インスタ映え路線。点滴(桃味)と輸血(ザクロ味)の二種類を販売。味は圧倒的にピーチが当たり。ザクロはマァ、アセロラジュースみたいな味がする。ストローの長さがパックの底まで微妙に足りない。量は意外と多い。マックのドリンクMサイズくらいの飲みごたえがあるのだが、やはり後半に飽きがくる。
25 屋台名 : オレプレコロッケ
企画名 : ミニコミ出版研究会
商 品 : コロッケ
一個150円。
マヨ、ソースをご自由にかけることができる。中身はカレー味。コロッケのサイズは万国共通スタイル。想像通りのサイズが想像通りに出てくる。もちろん味も想像通りのソレ。紙コップに入っているので食べやすい。甘いものを食べた後に軽い〆として食べるのに最適。
26 屋台名 : あげぱん
企画名 : 志法会
商 品 : あげぱん
一個300円。
あげぱんには珍しい輪切りスタイル。味はココアとプレーンの二種類。ココアを選択。油で揚がったカリカリ感とまぶされた砂糖の甘さは懐かしの味。ただ、真ん中の方に行くにつれてだんだんとチョコソースが掛かっただけのパンへと変貌していく。
27 屋台名 : Sooraj curry
企画名 : カレーサークル
商 品 : チキンカレー
一皿500円。
ターメリックライスにスープカレーの本格派。どこかの店が化けて出たと言われても納得する味。というか屋台主に聞いてみた。店出せるレベルですよ、と。本当に店を出してるらしかった。サークルじゃねえじゃん!! いや、ちゃんと法政の学生らしい。全休の金土のみ店を開いているそうだ。バカうめえ。硬めのターメリックライスはスープに浸かっても食感を失わず、カレーは良い意味で口の中で後を引かずに、喉越しに優れる。屋台というか、出店。ここだけお弁当販売が行われている。ちなみにインスタもやってるらしい。
28 屋台名 : 元林家のおいC小籠包屋さん
企画名 : FC.passion
商 品 : 小籠包
2個300円。3個400円。4個500円。
皮厚め。味付けは酢醤油。一口食めば、中からちゃんと肉汁が流れてくる。値段はやや挑戦的だが味は十分においしい。8個入りを1000円で売ろうとしている話を盗み聞きした。流石に多いと思う。「やってまくり。」の看板が立っていてもやっていない時がある。
29 屋台名 : モッフル・ワッフルまん
企画名 : KYOPRO
商 品 : 餅・肉まん
一個200円。
モッフルは餅をワッフルメーカーで挟んで焼いたもの。ワッフルまんは肉まんをワッフルメーカーで挟んで焼いたもの。アンケートに答えるとお菓子が貰える。注文から作るのでお時間はかかる。モッフルを注文。鬼が出るか蛇が出るか。果たしてお味は……きな粉餅。だって餅をワッフルメーカーで焼いただけだもん。そこにきな粉とあんみつかけただけだもん。そりゃそうなりますわ。うん、ふつうに餅。
21 屋台名 : 探検カレー
企画名 : 探検部
商 品 : カレーライス
一皿400円。
さる部員がインドから持ち帰ったレシピをうんたらかんたら。中辛から、マグマ、スルタン、エンダンと辛さに段階がある。美味しくいただけるのはマグマまでらしい。変な臭いがする。あまり嗅ぎすぎると食欲が無くなっていく。なんていうか、その、カレー色の臭いが……する。ベジタリアンカレーらしいが、ちょっとそういう問題ではないジャンルの食品。鍋でかき混ぜられている時のインパクトはすごい。ただ、味は思ってた以上に形容しがたい。なんていうか、延々と煮込まれ続けたベジタブル蠱毒。ごった煮にされた野菜たちの絶叫が激しくぶつかり合って、そしてなんか打ち消されていった。結果、妙な臭いだけが立ち上り続ける。口に入れると無害化するが、口に入れない限りこの臭いから逃れることはできない。
この表現はかなり際どいが敢えて口にするならば、無毒化に成功した糞。
15企画巡って、現在開催されている内のやっと半数くらいの屋台を食べてまわることが出来ただろう。あまりに数が多い。次第にお腹が膨れてくる。それでもまだあと5軒は足を運べたかもしれないが、探検カレーで完全に沈黙させられた。アレはちょっと、最後に食べるべきというか、食べたときが最後というか……。
今日かかったオカネは計4400円。
実にバカにならない金額だ。
昨日と併せて、7550円。
なんだよ、鬼滅の刃の原作揃えられんじゃん。てかおい、メルカリで鬼滅の刃全巻セットを1万円以上の値段付けて売ってる奴、マジでふざけてんじゃねーぞ。
お前ら全員未来永劫、寝る前にスマホの充電挿し忘れる呪いにかかりやがれ!!!
ていうか、やがて君になるが完結したってマ?