板チョコ ☆ thirteen !!

人は血糖値が下がることで空腹を感じるらしい。

逆に血糖値が下がりさえしなければ、人は空腹をあまり感じなくなるということではないか。

ダイエットの大敵、ついつい中途半端な時間に小腹が空いてしまう現象はこれで打ち倒すことができる。

具体的にどんなものをどんな量で摂取すれば血糖値を低くせずに維持できるのかはわからない。だが一時間に一枚のペースで板チョコを食べれば、きっとたぶん問題はないだろう。

強いて一つ、問題があるとすればそれは金銭的コストである。

板チョコは普段買わないからあんまり値段とかは知らないけど、だいたい200円くらいするに違いない。安くても100円なイメージがある。一日8時間は寝るとして、起きてる時間は16時間。この内板チョコ摂取の3回分はそれぞれ朝食、昼食、夕食で代用できるとしても、一日に13枚の板チョコを食べなければいけない計算となる。200×13=2600。人間一人の一日分の食費として、2600円は非常に高い。月30日換算にすると78000円にもなってしまう。

毎月8万円弱が板チョコ費に消えてしまうと考えると、少し悪夢である。なにぶん都内足立区の家賃相場よりも値段が張っている。しかし、一日に板チョコを食べたい気持ちを13回我慢すれば足立区に住まいが手に入るのか。なんかお得な気分だ。まぁ一日に板チョコ13枚を食べるのと足立区に一室借りるのとどちらが本当に幸せなのかは個人の思想によるが。

血糖値のご機嫌うかがいをするには大金が要る。板チョコで食生活革命を起こそうという人には、ぜひ月8万円以上稼げる仕事を見つけて欲しい。ただあんまり稼ぎすぎると今度は税金が課せられるらしいので、それだけは注意だ。

そしてそれさえクリアしてしまえば、めくるめく板チョコLifeが待っている。

さぁキミも、レッツ板チョコ!